秋の神田川クルーズ~橋巡り~②

日本橋から出発する神田川クルーズの2話目です。1話目はこちら
日本橋川から神田川に出てすぐ右側に千代田区清掃事務所三崎町中継所が見えます。ここは千代田区・文京区から出た不燃ごみを中央防波堤埋立処分場まで運ぶために船に積み替えるところです。ごみを船で運搬していたとは知りませんでした。

後楽橋(こうらくばし)です。第二次世界大戦当時から架かる橋で、裏には機銃の弾が貫通した跡が残っていました。

神田川のほとりに建つビルの中には神田川に面する窓が極端にすくないものがあります。これは昔、神田川の水質がよくなかったとき、悪臭がビルに入らないようにする工夫だそうです。

水道橋(すいどうばし)です。駅は有名ですが実際の橋は質素なものです。地下には都営三田線が走っています。

左側に地下水路が見えます。神田川は拡幅による洪水対策ができないので地下に分水路が作られています。

右側に中央線が見えます。御茶ノ水駅の手前です。

御茶ノ水橋(おちゃのみずばし)です。明大通りを通します。
奥に見えるのは駅舎工事中の御茶ノ水駅です。クレーンを設置するための人工地盤が架かっています。

御茶ノ水駅の人工地盤を支える支柱です。下から見上げると圧倒されます。

聖橋(ひじりばし)の真下からから工事中の御茶ノ水駅を撮りました。

聖橋の下では地下鉄丸の内線が地上を走っています。ツアーでは速度を調整して通過する電車を見せていただきました。

聖橋を過ぎたあたりで総武線と中央線が分かれます。船は総武線の鉄橋の下を通過し、中央線に沿って神田駅方面に進みます。

昌平橋(しょうへいばし)です。近くにある湯島聖堂(孔子廟)が建設されたとき、孔子生誕の地である昌平郷にちなんで名づけられました。

万世橋(まんせいばし)です。写真奥に見えるのが万世橋。中央通りを通し、地下には銀座線が走ります。
右岸はマーチエキュート神田万世橋というショッピングモールです。 マーチエキュート神田万世橋 の上を中央線が走ります。

万世橋を過ぎると3本の橋が隣り合うように連続します。一番手前の石造りの橋が神田駅と秋葉原駅の間に架かるJR線の石橋。2番目が新幹線の鉄橋。3番目の青い橋が人道橋の神田ふれあい橋です。神田ふれあい橋はもともと新幹線の鉄橋工事用にかけられたものが一般開放されました。

和泉橋(いずみばし)です。昭和通りを通し、地下には日比谷線が走ります。橋の真上を首都高1号上野線の高架が架かります。

美倉橋(みくらばし)です。清州橋通りを通します。手前に見える水道専用橋の奥の薄緑の橋が美倉橋です。

左衛門橋(さえもんはし)です。左衛門橋通りを通します。神田川の下流で、屋形船がちらほら見られるようになりました。

浅草橋(あさくさばし)です。江戸通りを通し、地下には都営浅草線が走ります。墨田川との合流地点が近く、多くの屋形船が見られます。

柳橋(やなぎばし)です。神田川の最下流に位置し、向こうに墨田川が見えます。

隅田川にでました。左を見ると総武線を渡す鉄橋の向こうにスカイツリーが見えます。
船は右へ曲がり隅田川を下ります。

秋の神田川クルーズ~橋巡り~③へ続きます。

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